教育現場の今


塾や予備校講師の仕事は学校教師と大きく異なる点が1つあります。生徒のレベルに合わせ 少し上のレベルの授業展開や指導をする点です。偏差値55の生徒が相手なら58レベルの学習指導。偏差値45の生徒が相手なら平均点を超える指導。偏差値58なら偏差値62以上の指導。集団になれば 見極めも難しくなりますが、よく志望校で挙がる南高の偏差値58を意識しながらの指導を目指します。そして1時間の授業の中にハイレベルと言われる内容(西高水準)をアクセントのように織りこむ。南なら おそらく順位的には上位20%水準です。生徒300人なら50番以内。150人なら30番以内。西・東高なら5%以内。学校教師は学習指導を受けている生徒数が半端なく大勢です。生徒に合わせるというより 半数以上の生徒が年間学習内容を理解し終えていくことがポイントになるでしょう。生徒地から伝え聞く学校教師像では、そんな意識が欠けている学校教師が増えているようにも感じます。毎日を楽しく無難に授業展開する。そんなレベルの学校授業の展開が増えているように思います。もちろん きちんと学習指導を展開していらっしゃる先生もおられますが、学校を見渡すと減っているように感じます。 そして塾業界でも。最近入塾してくる生徒さんは、驚くほど英単語が書けません。書くスピードも遅い。以前の塾での指導は どうなっていたのだろう、と首を傾げたくなります。何度も何度も書いて覚える。単語を覚えられるようになったら 数回書いて覚えるようになります。そして知っている英単語が300語を超えてくると 見て覚えるようになります。もちろん個人差はあります。そんな事は判った上で指導しているのかな、と首を傾げたくなります。板書をし数分後には消します。書くスピードをつけるためです。英語がスラスラと書けなければ、中学後半の英語は お手上げになります。高校英語なら完全にお手上げです。読む・書く・聞き取るの3技能。そして新しく 話す の技能が加わり、4技能になろうとしている。これが 現在の英語教育の現場の筈です。新しい塾が増えていますが、なんとなく ただワークをするだけの塾が多いような気もします。

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