初めての受験


中学生にとっては最初の試練です。昔は ねじり鉢巻きをし 受験戦争を戦っていました。詰め込み教育時代です。加熱する詰め込み教育の反省から ゆとり教育になり学力低下を招きました。その結果、今度は思考力を問う教育時代になりました。思考力にはベースとなる知識が必要になります。受験は、①絶対的な学力や知識 ②日頃から考える鍛錬 が必要になります。東大を合格するには 倍率が どうなろうと 合格するだけの絶対的な学力があれば リスクは最小限に抑える事ができます。また現役合格は 新しい事を学びながら 入試レベルまでスキルを高めていかなければなりません。夏は天王山です。受験勉強は 量ではなく質だと思います。それでも受験勉強を積み重ねてきた人に通用する言葉です。初めて受験勉強をする者にとっては 量=時間も必要です。勉強は 勉めて強くなる事です。努める要素やスキルアップの要素がなければ勉強ではありません。既にできる事を二時間やっても 残念ながら それは勉強ではありません。何もスキルアップしていないからです。以前 二学期中に毎日5時間学習してるにもかかわらず、夏前の偏差値61から12月実力には48まで順次成績を落とした人がいました。毎日5時間やっても 出来ることばかりで実質1時間程度だったためです。それでも1時間は しっかり勉強していたようですが 周囲は もっとやっていました。毎日新しい事を学び、すぐに覚え、入試レベルまで練習するを繰り返している中では やがて1時間でも不足気味になります。受験の怖い所です。 プールに2回以上遊びに行った人で第一志望に合格した人はいません。 正月の家族旅行で 偏差値8ダウンした人もいました。 『これでOK。』『ここなら通りやすいから安心。』と妥協すれば 志望校は さらに2つダウンしなければなりません。油断禁物。心に隙がある人から脱落してしまうのも受験です。合格発表を受け取る日まで 油断することなく 真摯に 知識を求め スキルを身に付けようとする人が勝ち残るのが受験です。朝7時半から夜11時まで途中夏期講習を受けながら ひたすら受験勉強をしていた先輩がいました。中2の二学期以降の定期テストや実力テストを解き直していた先輩がいました。過去問を何度も解き直していた先輩がいました。夏期講習中の確認テストを3回以上解き直していた先輩がいました。もちろん学校の宿題だけで終わっていた先輩もいました。夏期講習に『新研究』や『整理と対策』を持ち込み(特に理科・社会)、板書を余白に書き込んでいる先輩がいました。ノートを用意し、板書された事や口頭で言った事を必死でメモし何度も読み返している先輩が数多くいました。これは当たり前の事なんです。それこそ必死で書いている。そんなに時間がある訳ではないから。時間がある夏にやらないと、短い冬はもっともっとハイペースになるから。辛く嫌なことですが、勉強とは強くなってこその勉強。自分との戦いです。

コメントをどうぞ

Spam Protection by WP-SpamFree