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学生時代の授業

2018年3月27日 火曜日

最近、小学生の保護者方からの相談が多くなってきました。数年前から相談する方が現れ始め、現在も数名の方から相談を受けます。いずれの方も 大学までの過程を考えた場合の学習環境を考慮しての相談です。公立より私立の方が学習環境が整っているという思いからの相談です。東京などでは小売とと私立の差大きく進路に影響されてしまっています。それがヒートし、『お受験』になりました。果たして『お受験』で私立小学に通い エスカレート式に高校卒業まで進学し 大学進学を目指すことがベストの道なのか?と言う疑問は残りますが、現在では神戸地区でも私立中学受験を目明日人が増えていると聞きます。
何が原因なのか?
①少子化で1人の子の教育費用として捻出する家計額が増えた。つまり家庭から見れば二人分の教育費用を一人に費やせる。
②公立中学の学習環境の悪化。進度の遅れ・教師の指導力や教務力の低下が起きている。
③②と同じ学習環境の悪化だが、生徒のモチベーション低下が引き起こす悪化。学ぼうとしない生徒が増えているため、学ぼうとする生徒が集う私立の学習環境を選ぶ。
④私立中学のPRが上手い。
他にも原因が考えられるますが、こんなところなのかもしれません。
そんなことを考え ふと 自分自身の学生時代を思い返してみました。小学は御津に1年通い、2年時に転校しました。3人の小学校の先生に出会いました。それぞれから授業の受け方やモノの考え方を学びました。既存概念で考えるのでなく簡単な実験をして考えていくスタンスや どう授業を受けていくのが良い事か身につく事かを学びました。高学年時の先生は知能障碍者を一人抱えてでも全員参加で授業を進めていました。基本的には温和な先生でしたが、時に優しく時には厳しい先生でした。その小学6年時に英才教室と言う私立中学進学塾に1年通いました。宿題の量が半端でなく最初の3カ月は、就寝時間が深夜の1時でした。3カ月経ち ようやく11時には就寝できるようになりました。特段成績を意識した明けではありませんが、塾内の成績は補欠入学(200人中200番)から80番(200人中)くらいまで上がりました。成績を上げるということが 取り組み方次第だということを学びました。時には10時に床に就きました。この1年間で勉強方法や考え方を学びました。出題者の意図を汲み取ることも学びました。中学・高校での思考力問題にも強くなりました。自分で勉強するすべを身に付けました。私自身は 中学・高校時代は塾に通ったのは小学6年の1年間だけです。あとは学校で学びながら 自分で勉強してきました。小学・中学・高校・大学と国公立の学校です。他には 高校と大学の間に1年間の予備校通学経験があります。中学では、数学の先生からは 数学とは様々な問題から方程式を作り答えを求めるのが数学という学問だと学びました。理科の先生からは 理科は真理探究の学問だと学びました。高校の先生たちからは 生徒は師を越えていくべき存在、師は超えられないように常に高みに居ようとする者だと学びました。そして大学では視野を広く取ることを学びました。そのためには視点を変えたり、真逆の考え方や通説否定の考え方を学びました。自分の学生時代を振り返ると、恩師たちは学習内容以外に様々な考え方や取り組む姿勢を教えてくれました。もちろん口で言うのでなく 行動として見せることで教えてくれた恩師も多くいます。
そんなことを思い返し、今の教育現場の教師や講師達の様子を考えてしまいます。塾の授業での生徒たちの様子を考えてしまいます。例えば、ワークを中心に授業を進める。講師は説明している。生徒はワークの左ページを見ながら右ページの問題を埋めている。講師は説明後 答え合わせをし 授業は終了。よくあるパターンだが、実は これって問題授業です。一見静かで生徒は手を動かしワークも埋まっていく。だが生徒自身の知識は あまり増えていません。左ページの太文字をチェックしているだけです。それでも何を覚えれば良いのかは把握できるので学校の授業時に復習として知識の整理尾すれば身に付きます。この知識整理を怠れば悲惨な結果になります。授業中に講師の説明は聞いていません。だから社会って何のために学び何を理解する学問なのか。何を学ぶ学問なのか。理科は?数学は?っていう質問には答えられません。私が授業で言っていることも伝わりません。だから勉強の仕方がわからない。身に付かない。生徒たちは、ワークやプリントの問題を解いて覚えれば良いという。いつも上位校を目指す中三生達に聞くのが、『じゃ、それで公立の入試問題で420点以上は取れるのか?』です。思考力を問う問題の割合が増えていく中では、50~60点を取るなら その学習方法で通用するでしょう。だが70点を越え 80点以上を取るとなると 通用しません。ゆとり以前の知識偏重型の入試時代では通用しますが、思考力重視になれば通用しないのです。
そんなことを考え、私立中学受験の相談に乗り、塾生達から聞く学校の先生たちの様子を嘆くような日々が増えました。自分自身が歩んできたように 大学まで国公立の学校に進学して行けば良いとは思います。そのための弊害は何なのか?その弊害を越えられる術は何なのか?悩んでしまいます。

今春の高校入試を振り返って(数学)

2018年3月25日 日曜日
塾生達ならよく知っているのだが、毎週のように全国区の家庭教師派遣センターや受験進学塾からメルマガが届きます。その中からピックアップし塾生達(特に中三生が中心)に紹介していきます。先日届いたメルマガは高校受験に関してでした。内容は、英語・数学への早期取組が受験成功の鍵だというものでした。 メルマガを読み、兵庫県の高校入試を考え受験生としての取り組みについて振り返ってみました。中1・中2から通ってくれている生徒さん。色々な考え方を言ってきました。数学とは どんな学問なのか?全体像を言ったり、数式の捉え方を言ったりしてきました。それらは教科書には書いていないことですが、いざ入試問題を解くとなると大きなカギとなってくる力です。英文の捉え方や英文の文構成。そもそも英語って どんな言語なのか。日本語と違う大きなポイント。その捉え方は回答を作る上で大きな力となります。 そして中3になり、春から参加してくる生徒さん、夏前から参加してくる生徒さん。公立高校入試で数学は全国的にレベルは高く、今まで見たこともないような問題が2~3問出題されます。色々な解法パターンを覚えただけでは通用しません。見たこともない問題が出題されても 頭の中を真っ白にせず 冷静に 解ける筈と突破口を見つけに行かなければなりません。面倒なのは当たり前。限られた時間で突破口を見つけに行くヒントは授業でさんざん言っていきます。2月になりファイナルで伸び悩む生徒さんの共通点が 『無理』・『わからない』と集団から個別に移り直前まで集団授業の受講を避けることです。直前になってくると 見たこともないような問題が出題された場合の考え方・姿勢・着眼点・何を考えるか・突破口の見つけ方などを喧しく授業で指導していきます。当然 ひととおりの学習内容は理解し使えるようになっている必要があります。ひととおりの復習は冬休みがラストチャンス。年間200日の学校学習と考えれば、600日分の復習を約10日でやる勘定です。9科目でなく5科目と考えても333日分を約10日です。1回の授業は学校授業の33倍の濃さ。そう考えると冬休みまでに ひととおりの学習内容は終え 受験スキルを知り 着眼点を抑えておく必要があります。となれば夏前には遅くとも受験勉強スタート。通常なら中三になる春からスタートしておきたい所です。 今週の入試問題を再度眺めると、突拍子もない問題という訳ではありません。おそらく数学なら2時間のテスト時間を与えられれば 大部分の塾生が解けるでしょう。6番なら 『あぁ、確率かぁ。4つのパターのの中でコインだな。あぁ 8通りかぁ。それを 二回やるなら64通り。面倒だな。あっ でも得点パターンは3パターンだな。だったら24通りをチェックしにいけば 解けるな。』と考えたはず。ここまで考えるのに おそらく1分もかからないだろう。試験時間があるから 何分も考える訳にはいきません。7番だって 確かに面倒な問題ですが、光と影=相似の考えでアプローチしていけば 迅速に解ける問題でした。 受験生たちに聞いても 『比較的簡単だった』、『解けた』の声が多いテストでした。問題のレベルはファイナルと同等でした。迅速に考えて行けるか が問われたテストでした。

卒塾食事会

2018年3月22日 木曜日
昨日、卒塾生達の食事会がありました。ファイルサイズが2M以上のファイルはfacebookにアップします。 IMG_1960IMG_1975IMG_1976

勉強の仕方を見直そう!

2018年3月18日 日曜日

<勉強の仕方を見直そう!>
① 学校の提出課題ワークをやって、答や解説を見て○×を付け、間違えた所は赤で書く。
② 学校の授業を受け、板書をノートに書き写す。
③ 学校や塾でもらった宿題プリントを何枚も仕上げる。
④ テストが返却され、学校の宿題になっていたから直しをノートにやって提出する。
⑤ 覚えなければならない事を何回も書いて覚える。
いずれも よく皆さんがやっている勉強方法です。しかし これらは果たして 『勉強』 なのだろうか?これを何時間もやれば 成績は上がるのだろうか?落とし穴があると気付いているのだろうか?自分がやっている事は 『勉強』なのだろうか?『作業』 ではないのだろうか?そんな事を考えたことはありますか?

まず①のように提出課題ワークをやって成績が上がる人もいるでしょう。一回見たことを 何時までも覚え記憶に残る人です。小学時代から覚える事を日常的にやっている人です。天体の名前を覚えたり、赤穂浪士47人の名前を覚えたりしてきた人です。常に80点也90点以上をテストで取ってきた人です。そうでないなら ①のスタイルだけでは成績が上がりません。間違えた所をもう一度やり、何も見ずに自分でできるかの確認をしなければなりません。確認とか定着とか言われる過程がないから成績が伸び悩んでしまうのです。

じゃぁ ②のスタイルでは何が駄目なのか?学校の授業で 『テストに出題する部分』 や 『大拙な部分』 は先生が口頭で言っている事があるからです。行間説明やものの考え方や見方は まず板書されていません。文字で表すと長々となったり、表しにくいからです。教科書はポイントが浮き彫りされてなく淡々と記載されています。超大事な事は太字で書かれていますが、普通に大事なことは文中に淡々と書かれています。自分で大事なことを意識していく必要があるのです。

宿題プリントを何枚もこなす事も勘違いを生んでいます。プリントをすれば勉強をした。成績が上がると思っている人が随分といます。しかし冷静になって考えればわかる事ですが、既にできる事ばかりをやっても成績は絶対に上がりません。プリントをやる前と変わらないのです。成績が上がると言うことは、今まで出来なかったことが出来るようになる事です。プリントをやって判らない事をノートや教科書を見て埋め○と付けて終わり。直後ならテストをやっても結果を残せるでしょう。数日経てば元の木阿弥です。プリントをやる前と変わらない自分があるだけです。何が脱駄目なのか?これもて定着作業がない。そして貪欲に知識やスキルを得ようとする姿勢もなければ行動もない。
テスト直しも同じです。宿題や直しの意図が判っていない。学年末から一か月が経ちましたが、直しをしたテストを もう一度解けば スラスラと解けますか?解けないなら直しをしていないのと同じです。直しは スキルやと式の『修正』と『補充(暗記)』 が目的の筈です。

何回も書いて覚えるのも意義があるのだろうか?例えば、レストラン=restaurantと覚える。R-E-S-T-A-U-R-A-N-Tと何度も書いて覚えますか?カタカナ言葉のレストランとリンクさせますか?ローマ字読みの『レスタウラント』と何度も唱えながら書いて覚えますか? auと書いてオーと読みラストが二回目のtで終わると意識しながら書いて覚えますか?
実は、先程の覚えるスタンスは 後者ほど英語の成績上位者が多いのです。単純に唱えながら10回書くより 意識しながら3回書く方が記憶に残ります。英語特有のつづり方をマスターすれば覚える単語が増えても対応できるからです。特有のつづり方を身に付けるには600~800語の語彙力が必要とされています。○○ションなら○○tion、○―トなら○ughtといったつづり方です。否定ならim○○、dis○○。そんなことが判り出すと覚えるのも速くなります。

入試総評

2018年3月15日 木曜日

入試が終わりました。日中、近所を徘徊する中学三年生の姿を見かけることも増えました。 さて今年度実施された公立高校の入試問題のコメントです。文科省が 入試に『思考力を問う問題』 を盛り込む指針を出したこともあり、思考力問題が盛り込まれ始めていました。トライやるウイークを題材に問題が作られていたりしていました。 全般的に優しい印象の問題が並んでいましたが、随所に知識を活かした判断や志向を問うように作問されていました。例えば、全国の中でも レベルが高い数学のラスト二問は冷静に対処しし数学的な発想が求められていました。六番の確率問題は、コインと点数(みかんの個数)が組み合わされていました。コインの裏表問題で3人なら8通りになりますが、それを二回やるとなれば 8☓8=64通りです。これを樹形図で書き、点数を列記していくとなると混乱しがちになります。理由は1回目の操作で8通りの起点が生まれるからです。これを-1や+2とやれば同じことの繰り返しであることに気づき、2つのサイコロと同じように8☓8の表で整理することができます。表で整理する間に、誰かが +3となれば 3人がバラバラの点数になることに気付けます。そうやって解けば、時間内で解けます。 つまり数学的な発想として 整数問題でやる同様の操作なら表で解くという発想・同様の操作にするために起点を揃えるという発想・2つのサイコロと同じように8☓8のマトリックス表を作成するという発想の3つの発想を時間内で求められていたのです。これを64通りの樹形図に実際の点数列記でやると混乱し解くのに時間がかかってしまいます。試験は制限時間があります。時間内に解かなければなりません。それを果たすには 学んできた『問題に対する考え方』を十二分に生かすことが求めらえれているように感じました。

第5回ファイナル終了

2018年3月15日 木曜日

第五回ファイナルの総評のブログアップが遅くなりました。内容は直前の授業で何度も言ったことです。
以下が その内容です。
『土曜日に第5回ファイナルが終了しました。
結果は国語以外は上々でした。伸び悩んでいた数学も 軒並み70点でした。もちろん上位陣は80点・90点を越えました。上位陣は80点以上を取れるが、それ以外の人達は50点・60点どまりが第4回までの状況でした。採点時に中味を見ると 取るべき問題で点を取り、ミスを減らしてきていました。入試は思考力を問う問題が多いので、40%くらいは見たこともない問題が並びます。見たこともない=判らない=ムリと諦めてしまうと数学の点数は どんなにノーミスで頑張っても50点しか取れません。見慣れた問題や解いたことのある問題も 形を変えています。必ず学んできた知識やスキルを活かせば解けるはずです。そう思い丁寧にアプローチしていくことが高得点になります。判らないと思い始め 壁を前に下を向いたら突破口は見えてきません。
理科・社会・英語も 何とか良い形になりました。
問題は最初の国語でした。今まで得点力の高かった古文・漢文・小説で失点が多く、論説問題も低得点でした。つまらないひっかけに引っ掛かり失点を重ねてしまっていました。論説問題は、根拠→結論式の文章と並行し、比較型の文章も意識しよう。論説文本文にどんどん書き込んでいく事です。例示は筆者の言いたい事から削ろう。線を引いて消去するのです。
入試では見たこともない問題が並びます。冷静さを失わず、習ったことで解けるはずです。糸口を見つけ 丁寧に迅速に解いていこう。