塾で教わること


3月、4月、5月・・・と色々な方々に門戸を叩いていただきました。ありがとうございます。
塾って、どんなところ?勉強ばっかりは、嫌だな。
そう思って来られた生徒さんも、少なからずいると思います。
よく、判らなくなったら塾へ行く。塾は、判らなくないところを教えてもらう所。と言われます。
確かに、そうであるのだが、ならば学校の職員室へ行って聞けば十分だ、とも思います。
塾で講師をやっていて、思う事は、安易に答を求めようとする生徒さんが多いことです。数式の見方、処理の仕方、問題の考え方、背景、理由・・・。そういったことは横に置いて答です。例えば、2×3-4×5 の計算。6から20を引く。とみる人が多い。小学6年間の学習効果ですが、数学は6と-20で・・・。と考えます。項単位の見方です。この見方の定着は二年、三年。果ては高校、大学にまで影響します。数学の計算が得意な人と計算はできるけど不安な人の差です。教科書に出てくる訳ではありません。いわば、教科書の行間に当たる部分です。おそらく大部分の塾が教えていることです。塾の授業は、そんな行間を教えることの日々です。安易に答えを出すのでなく、行間を教え、モノの見方や考え方を教えていく。そんな授業が累積されていっている。以前、トップ校に通う高校生の個別授業で驚いたことがあります。複雑な計算なのに途中式は書かない。計算スピードは異常に早い。彼が学んだのは暗算とスピードでした。しかし全問間違っていました。指摘すると正解にはなるが、次の問題も全問不正解です。案の定、テストの結果は燦々たるものでした。17点。赤点でした。その後 1カ月みっちりやったのは、式の見方練習でした。懐かしく思います。


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