中学入試の算数


中学入試の算数を教える機会が増えつつあります。
振り返れば 自分が小学六年生の時です。中学入試専門塾に通うことになりました。毎週日曜日に授業があり、宿題が山ほど出ました。毎日学校から帰宅し宿題に取り掛かっても、深夜遅くまでやらなければ 次の日曜日までに仕上げることができませんでした。一学期が終わり夏期講習を経て二学期になる頃になって やっと11時頃には寝ることができるようになりました。
中学入試で必要な算数は小学校で習う算数とは異質です。また中学で習う数学よりも思考力が求められます。かつて 「連立方程式で解けば解けるのに…」と中学入試の算数問題を見て呟いていた学生講師がいましたが、小学算数では違いの規則性に注目したり、均一化し割り込んだりします。そういった思考ができなければ解けないようになっています。変化の仕方を把握し考えなければなりません。そんな推理めいた思考が刺激的でした。連立方程式に逃げ込む姿勢は思考を妨げ壁を乗り越えていこうとしないスタイルです。多くの小学生は中学入試をするわけでもなく、そんなことを考える練習をしなくても進級でき、パターン化されたスキルを身に付け 問題を解くことができます。だから連立方程式に逃げ込むスタイルも理解できますが、連立方程式なら解けるというボヤキは講師自身の思考力の無さを言っていることにもなります。 中学入試の学習内容を塾で学んでいて感じたことは 学校の教科書レベルでは中学入試で通用しない事です。それは『入試に向けた思考力と言う点では学校レベルでは通用しない』という認識になりました。この認識は高校入試や大学入試でも同じでした。学校で習うレベルは基本で その上にある思考力問題では 相応の学習が必要だという認識でした。


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