授業の受け方


小学生や中学生達に授業をしていて 日々感じることをブログでつづっていますが、授業の受け方という点で感じることをつづってみます。講師達の感想の言葉の1つに 『数年前と違い 生徒たちが変わってきている』 があります。このために学校の授業進度が遅くなっているのかな と思います。授業をやっていて 一番感じることは 授業を最初から最後まで聞けている人の割合が減ってきていることです。授業中は目の前で説明されている表面的な流れや結論を理解することにとどまり 頭を使って考え理解することができていないように感じる時があります。例えば、中三数学で『式の展開』を教え練習する。一週間後に4つの乗法公式を順に教え練習する。1カ月後に生徒がやっていることは 一番最初に教えた『式の展開の基本』です。複雑な展開計算でも因数分解でも平方根の計算になっても 展開する時は 4つの乗法公式を使わず基本通りにやっています。『これで できるから これで良い。』と考えているようです。 このスタイルは確実に正解を導き出せますが、学習内容をレベルアップしていく上では弊害になります。理解の壁になってしまいます。学習は同じ場所にとどまる事ではありません。前へ前へ進んでいき、新しい知識やスキルを身に付けることです。 昨日の中三授業で 中三生徒に『勉強って面白いのか?』と聞くと、多くの生徒さんが『判らなかったことや知らないことが判ると面白い。』と答えてくれました。面白さは学習の基本です。数日前は 中1社会のクラスで 『板書でまとめているのに (ノートなどに)書かないでいるけれど、全部覚えているのだろうな?』と 注意しました。中2・中3生では考えられない状況でした。板書でまとめ始めると サッとノートを出して書き写すことは当たり前だったからです。おそらく学校でも同じなのだろうな、と思いました。勉強する。学習する。ノートに書き込み、授業を聞き、頭を使って1つ1つの流れを考え、場合によっては覚えてしまう。授業の受け方としては当たり前のことですが、それら1つ1つが できていない生徒さんが増えつつあるように思います。

コメントをどうぞ

Spam Protection by WP-SpamFree