11月以降の実力テストと受験勉強


中三生にとって 11月の実力テストは市内全体で相対評価を推し量るテストであり、11月以降の3つの実力テストは 入試レベルを超えていくテストです。裏を返せば もし超えられなかったら その学校は入試対策をしてこなかったことになります。入試対策をしてきた中学に通う生徒さん と してこなかった生徒さんが同じ入試で戦えば、軍配が上がるのは誰の目にも明らかです。そうならないように 自分の力を引き上げていかなければなりません。本来は学校でやっていくべきことではありますが、現状では学校以外の力も借りて引き上げているのが実情です。
では、力を上げていくには どうすれば良いのでしょうか?
人間の頭脳力に個人差はありません。違うのは、環境・本人の取組姿勢などです。早期取組・諦めない心・やりぬく力・覚えていく力・きちんと取り組む姿勢などでしょう。
最近の皆さんの様子を見て 気になる点は即物的なことに走り過ぎていないか?という点です。つまり どうすれば解けるかのアウトプット・テクニックを覚える事に長け、基本や仕組みの理解が疎かになっていないか、ということです。どんなスキルにも基本的な考え方があります。それを理解したうえで受験スキルやテクニックがあります。もちろん中1時から塾に通って来た生徒さんと数年経って通い始めた生徒さんでは考え方の差が出てきます。それはアプローチと考える材料づくりの差です。問題を読み、「まず これをしよう」 という差です。このアプローチは無意識の間にやらなければならないことです。
きちんとアプローチしていくには、全体像を把握していなければ不確かなアプローチになってしまいます。全体像を押さえ、知識を持つことが必要です。そのために教科書内容を早目に終え、受験問題で習熟していくことが求められます。中3数学では、教科書内容を押さえる事ができれば入試で良い点が取れる訳にはいきません。もちろん教科書内容を押さえ良い点を取る事ができる人もいます。そういった人は、これまでの二年間半で 95点~100点を何度も取っているはずです。そういった人も世間にはいます。基本を学べば 自分で考え自由自在に応用し使いこなせる人です。しかし残念ながら多くの人は毎日の努力で身に付けています。
相似を使い計算。平行線なのか三角形の相似比なのか、相似表は使えるのか、いずれも教科書では明記されていないことです。三平方でも同様。大きく分けて2つの計算方法がありますが、教科書では 一方を特別な場合として記載されています。しかし現実的には 特別だから応用技という訳ではありません。使用頻度的には特別というより並列的な考え方です。物事の捉え方として「特別」と捉えるより「並列な二種類の計算方法」と捉えておく必要があります。むしろ高校数学では特別な方を多用します。
中三になり、展開・因数分解・平方根・二次方程式と学び進めてきました。気になるのは、4つの展開公式を学んだ今でも平方の公式を使わずに展開することです。平方なら隣に同じ式を書き順にかけて行くやり方です。高校数学では三乗公式が登場します。その時は、どうするのだろう。中学時代に修得すべきことは修得してください。
受験は早期取組が鍵です。そして知識を拡充し受験問題に習熟していくことが大切です。学校の雰囲気に流されないでください。易き道に走らないでください。「わからない」という気持ちを「身に付けよう」に変えてください。そのために覚え知識を拡充してください。

学年は異なりますが、半年が経過ち いまだにLesson3をやっている。去年は11月になって初めて公民の教科書を紐といていました。結局、入試ファイナルでは公民後半の得点力が落ちました。二学期になり、ようやく平方根計算の練習を始める。期末が終われば、中1生徒さんに「コンパスの準備をアナウンス」が例年の動きでした。そのために11月中頃から授業で言ってきました。今、学校は比例・反比例に入ったところです。期末まで二週間。おそらく反比例を終えることは出来るでしょう。場合によっては、「比例・反比例の利用」が残るでしょう。図形に入るのは12月。作図は?平面図形・空間図形・統計と3つの単元が残っています。今度の期末は方程式が主になりそうです。えっ?二学期期末の主が方程式?中3数学では、二次関数が終わりました。十年前と比べれば、約1カ月遅れです。10月に入ったら学校では二次関数と一次関数の組み合わせ問題のプリントを多く配り宿題にしていました。その頃の塾での質問も二次関数のグラフと図形問題が圧倒的に多かった。姫路市内統一の11月実力テストに間に合わせる形で終わりました。残っているのは相似・円周角・三平方・標本の4つの単元です。次の期末は、二次関数と相似の前半が主になりそうです。これで良いのだろうか?受験に間に合うのだろうか?教科書内容を授業で説明しただけで、入試問題を自在に解けるのだろうか?
年が明けたら うすき名物の「ファイナル」が始まります。果たして「ファイナル」の問題を自在に解けるのだろうか?今こそ 真摯に勉強し 覚えたり 問題演習をすることが求められているのです。


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