塾講師はブラックバイト?


塾講師のバイトはブラックバイトと言われるようになり 二年が経ちました。
私が学生だった頃は 大学生達は時給が良く短時間で稼げるバイトとして家庭教師や塾講師をしていました。受験戦争と言われた大学入試のための受験勉強で培ってきたことを披露し伝えていくのだから そんなに新しいスキルを身に付けることもなく 自分たちが学んできた先生たちの授業展開を披露していました。毎日バイトを入れても 夜間の二時間で稼げるバイトとして 多くの学生がやっていました。
それが今はブラックバイトと言われています。
予備校講師のバイトを始め いつの間にか大学を中退し予備校講師になっていく大学生もいました。ごまかしや社会関係に気を配り実社会を生き抜いていくより 夢を追いかけストイックで真摯に受験に取り組む学生たちを相手に教えていく方に生きがいを感じた結果です。私自身も塾講師や家庭教師をしていて 真っ直ぐ夢を追いかける学生に対し教え甲斐を感じた時が何度もあります。
何故 ブラックバイトと呼ばれるようになってきたのか?と考えてしまいます。
学生たちが真剣に勉強してこなかったからなのか?
お手軽時代、ゆとり時代と経て『こうすればOK』的な事ばかりが横行し さらなる高みへの探求が無かったからなのか?
尊敬できる教師に出会えなかったからなのか?
遊ぶことに長け 要領よく頭を使わずに稼ぐことに執してしまっているのか?
世間的に『学生講師』が評価されなくなったからなのか?
分数ができない大学生、確率・統計ができない大学生が増えたからなのか?
後進を教えることに熱意を持てなくなってきたからなのか?
他にもあるのかもしれません。
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講師募集で面接をすると 元教師としての経歴のアピールはあるものの模擬授業をやってもらうと熱意が無かったり、もちろん逆の場合もあります。他にも 『社会を どう指導しますか?』 『覚えるだけの教科なんだから ワークをやらせれば良い。』『エッ。それだけですか?』逆に高卒で紆余曲折し英語を必死で勉強し熱意を持っていらっしゃった方もいます。結局、生徒たちを教えていく上で一番必要なのは生徒たちと向き合い熱意をもって接する事なのだ、と感じます。
以前から他塾からの体験生さんから よく言われる事が『ワークに書いていること以外の話を聞くのが初めて。』『クラスなのに何回も当てられている。』『クラスが静かで 皆やっている。』『具体的に学校の授業の受け方や成績の見方・上げ方を聞かされたのが初めて。』・・・・・ こんな言葉です。
ワークをやるだけでは駄目。文と文の行間を教えてこその授業です。宿題は定着を図る道具。定着が図れないならプリント10枚も無意味。定着が図れるなら宿題が無くても良い。授業中に 前回の確認をし 今日の内容を覚えてしまえるなら・・・。
以前 ある個別生の保護者の方から『宿題プリントを3枚以上出してください。』とリクエストがありました。成績を上げるためなのでしょう。リクエスト通りに宿題プリントは出します。やってきた宿題プリントを見ると ①塾へ売る直前か前日にやった ②簡単に判る部分だけ埋めているだけ でした。簡単に判るところだけを埋めるのであれば 成績は上がりません。できないことをできるようにすることが勉強です。簡単に判る問題は 既にできる問題です。その練習に大量の時間を費やしても 結果は変わらないのです。もちろんケアレスミスを減らす効果はあります。ケアレスミスが減って 何点アップできるのだろうか?定着を図るのなら学んだ直後の復習が一番です。帰宅し すぐに復習する・これが一番定着できる方法です。それは10枚のプリントより1問の復習の方が好結果になるのです。話は脱線しました。
塾講師はブラック?勉強って どうやっていくのか?それを体験してきた人にとっては ブラックではないように思います。


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