受験生としての自覚


毎年 この頃になると 『受験生としての自覚』について考えます。
新しく 受験生になった中三生、小学生から中学生になった中一生、来年は受験生になる中二生と中学三年間は気を抜けない一年の連続です。中一生達は小学生気分を抜け出し、学生としての気構えを身に付けていかなければなりません。本来は学校で身に付けていく事なのですが、なかなか身に付けるような環境になっていない気もします。楽しさを追求し単語テストをやらない英語授業。語彙力は落ち、結局英語嫌いを増やしているだけのような気もします。本末転倒のような気もします。
指導者たちは よく『書いて覚えなさい』と言います。受け手の生徒たちは『面倒だから見て覚える』をしがちです。実際、大学入試の受験勉強などでは何度も書いて覚えるようなことをしていないケースも多く、一見 指導者たちとの言葉と矛盾しているように見えます。しかし 見て覚えるが通用するのは ある程度の知識があればの話です。ここが判っていない学生さんは数多くいらっしゃいます。ある程度の知識があれば見て覚えることも通用しますが、それまでは書いて覚えざるを得ないのです。
そして もうひとつ 毎年中三生達が陥る落とし穴が 『学校で習ってない』という言い訳です。人生初のハードルである高校入試。『習っていない』は理由になりません。受験生には通用しない言い訳です。年明けのファイナルを見ていても 授業進度が遅く11月以降に駆け足で進んだ内容の得点力は極端に低く、思考力を問う問題が増えている入試で教科書記載のスキルだけで入試問題をスラスラと解けるとは思えないのが現実です。11月以降に受験に取り組み始めた生徒さんが口を揃えて言う言葉は 『もっと早くから 『うすき』に来ればよかった』です。

『アプローチは そう考えるのか。』

『パターンは それで全部なんだ。』

『そうやって整理するのか。』

『学校や今までの塾では そこまで踏み込んでいなかった。初めて聞く考え方だ。』

『そこに注目するのか。だから 出題されるんだ。』

私自身も 『(学校や予備校の)授業で習っていなくても受験参考書に記載されている以上習得する』を旨とし勉強に臨んでいました。『学校で習っていない』が通用するのは、相当しっかりとした指導力の教師たちが授業をする場合に限ります。残念ながら現在の学校教育では 望めない事のように思えます。


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