講師向け案内からの抜粋(ファイナル編)


ファイナルを受けた後の授業は、ファイナルの解説に終始するわけにはいきません。この問題は、こうやって解くのだ、と説明しただけで次回の取点力がアップしている訳ではないからです。 例えば、数学の図形問題で前回クラス授業でやりましたが、『長さを求める問題だから どうする?』『中三で習ったスキルだよな。相似か三平方。どっち?』『三平方なら、どの直角三角形?』『問題で与えられている情報(長さ)は?』『半径しかないよな。だったら どの三角形?補助線1本を どう入れる?』・・・って感じです。 解説では、『ココに補助線を入れ この直角三角形で考えると・・・』と始まりますが、どう補助線を入れ どの直角三角形で考えるか、といった補助線を入れるまでの思考が身に付いていなければ、次回解けないからです。『いろいろやって考えて・・・』では限られた時間で解答に行きつかない事が多々あります。人は数学的思考とか数学的センスと言いますが、問題文をきちんと読めば考える事は必然的に決まっています。それがアプローチであり、古くは鉄則シリーズとして人気があった高校数学の参考書で述べられている鉄則です。 一次関数の利用なら動点問題を含め座標を抑えるのがポイントです。座標さえ抑えられれば、グラフだって書けるし二点を通る式だって求められる。これは直線の式だからできる事。つまり高校入試でしか通用しない。大学入試になれば二次関数・三次関数・三角関数・指数関数・対数関数・・・となれば通用しない。それらに通用することは高校数学で学べば良い。 勿論対応する生徒のレベルにもよります。間違えているところをよく見て、次はアップできるように授業をする。単なる解説だけで終わるわけにはいきません。ある意味、ハードな事ですが、講師自身も知恵を振り絞って対応せざるを得ません。それがファイナルです。

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