覚えるって事


是非論はありますが、現在の学校教育の大部分は暗記していく力がポイントです。覚えることができれば、テストで高得点を取ることができ良い成績を収めることができるのは周知の事実です。この『覚える』ってことが できているようでできていないのが現実です。できていればテストに悩まされることもなく、学校の課題をスラスラと短時間で終らせることができるはずです。上手く回り出すと時間的に余裕も生まれます。 では『覚える』って、どういうことなのだろう? テストが終わって、出来を聞けば『いつもより出来た』と答える割に、点数は伸びていない。覚えられていない事が明白です。『覚えたの?』と聞けば、『ちゃんとテスト前に覚えた』と答える。『どうやって覚えたの?』と聞くと『塾の授業で板書したノートを何度も見て覚えた』と答える。『じゃ、覚えたかを確認するね。』と番所と全く同じ表(線のみ)を書いて、『その表に書いていたことを自分で書いてみて』とやるとペンは動かない。結局、何度も見て覚えた気になっているだけで、実際に自分で書いているわけではない。覚えるって、何も見ずに白紙に自分でゼロから同じ表を書けるってことなんだよね、って説明する。中学内容の暗記は白紙にゼロから同じものを書くことができるまでです。大学入試になるとゼロから書くには量が多く複雑になってきます。中学でやった暗記の経験があるから目で見て覚えることができるようになります。この差を把握せずに、いきなり見て覚えていけるほど暗記は甘くありません。それができるなら定期テストも95点以上を毎回取っているはずです。スポンジのごとく右から左へ暗記できるようなら、その片鱗は過去のテストの中で現れているはずです。夢を追うことは大切です。生徒たちの色々な夢を聞き支えをしていますが、学んでいく過程では夢物語でなく現実を直視しなければなりません。

コメントをどうぞ

Spam Protection by WP-SpamFree