教師&講師の仕事


講師への情報紙からの写しです。
講師の仕事は、学習内容を判りやすく説明し、勉強方法を指導する事です。判りやすく説明する事(残念ながら コレすらできない学校教師が増えているような気がします)は第一歩です。そのためには、説明の仕方を工夫したり、自分でまとめ直したり、自分でポイントを整理したりすることは必要です。付随する知識を増やし、話術を見直し、1時間の授業緒組み立て直すことが大切です。しかし コレは悪魔でも第一歩です。ポイントを一言で表してみるのも良い手です。しかしコレだけは私達の仕事は成立しません。受け手が身に付けなければならないのは勉強方法です。勉強法のアドバイスが必要になります。勉強は、理解し知識を得た後は、整理し使える事が必要です。理解=判るための工夫、知識を得る=繰り返す工夫、整理する=図表などで整理する、使える=問題などで練習をする、などです。最近は思考力を問う問題が増えています。学校がやっていることは、二次関数の変化の割合をa(p+q)で求めたり、相似の問題を積/和で求めたりを教えています。いわゆる塾技スキルです。しかし出題者もさるもので、その上のレベルの問題を出題してきます。パターン問題を簡単に解ける塾技だけでなく正攻法を知っておく必要があります。相似で忘れがちなパターンを、クラス授業では『直角・中蝶、端山』と口癖のように言いますが、相似な図形を探す手がかりです。積/和でなく『中蝶・端山』で探せるようにしておく必要があるからです。複数の相似に対応するには相似表で攻略するのが一番です。慣れれば難問も3分もかからずに解けてしまいます。
私達の仕事は、解説する事だけではありません。判りやす説明は基本中の基本です。さらに行間を教え、整理し、繰り返し学習をする手段を教える事が大切です。『繰り返せ』と言うだけでは駄目です。手段を教える必要があります。萎える気持ちを排除する事も必要です。同じことの繰り返しは誰だって嫌な事ですから。対策としては間違えた問題に印をつけて繰り返す学習を限定し量を減らしたり、興味を持てる内容に変える努力をすることです。繰り返す意義や目的を明確化したり、学問の面白さを伝える事が大切です。
で、指導緒する上で気を付けたいことが出てきます。それは『私達が24時間生徒の傍にいる訳ではない事』です。圧倒的な学習時間は生徒自身が自らやる自立学習です。本来なら低学年の間に勉強方法を身に付けなければならないのですが、それができていないために学習習慣を身に付けるのに高学年化が進んでいます。その結果が弱年齢化です。学習内容が薄い期間に学校教育ですべき事ができていないように思えます。せめて私達は勉強方法を伝え続けなければなりません。また繰り返し学習を声高々に言っている割には、やる事言う事が異なるのも考え物です。生徒が理解できていない時は言い方を変えるのも手ですが、理解できているなら言っている事を変えるのは混乱を招くだけです。表でまとめる。全く同じ表を使っているのか?毎回のように違っていないか?同じ内容を書いていても順番や言い方を変えていれば『別の物』に見えがちです。数学で定理を覚えなさい、と言っている割には「『三角形の角で、コレとアレを足したらソレになる』ってあっただろ。」と説明している教師がいます。指示語だらけで、教師自身が正確に一字一句間違いなく言えていません。そんな人が『定理をきちんと覚えなさい』と言っても説得力に欠けます。受け手の生徒には違和感が残ってしまいます。江戸時代の三大改革を表でまとめました。全く同じ表を書いているのか?その都度変わっていないのか?リニューアルするなら、リニューアルした理由と変更点を説明したのか?あまり変えたくないから、最初の表づくりには細心の注意を払わなければなりません。


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