もう12月


二学期の期末テストが終わりました。中三にとって、12月の実力テストを残すのみとなりました。今回の期末テストを見ていると気になる点が幾つかあります。
①学校授業進度の遅れ
一番気になるのは学校授業進度の遅れです。中三の社会は公民にかろうじて進みましたが、現代社会の内容にとどまっています。国会・内閣は範囲に入りませんでした。定期テストは学年末テストを残すのみで三月の本番テスト直前です。中一の数学は比例のグラフまででした。昨年までなら中間テストの範囲です。同じように中三も相似に入ったところでした。一昨年までの常連だった『平行線の相似比を使った長さを求める問題』は含みませんでした。進捗状況が判りにくい国語も『奥の細道』を含まず『和歌』までが精いっぱいでした。中三の理科も天体を含めることができなかったのが実情でした。中三英語も関係代名詞の目的格を含めることはできませんでした。
②勉強する意義が判っていない生徒が増えている
勉強って何だろう?何のために勉強するのだろう?将来、微分・積分の知識を使う訳でないでしょう。こんなことを覚えても将来役に立つわけではないでしょう。昼に仕事をしていても感じますが、職場の人達が口をそろえて言うことは「『頭の使い方・物の考え方』を身に付けてほしい。」でした。10代までにやってきた頭脳の使い方は、その後の人生に活きていきます。もちろん仕事にも。一つの事を別の角度から考えたりもします。先々の予想をして対応することもできます。人の頭の中を見ることはできませんが、行動になって表れます。そんなことを学校で教えてくれているのだろうか?と気になってしまいます。
③勉強方法が判っていない生徒が増えている
日本教育は知識主体の教育でした。でしたと過去形にしているのは、最近は思考力を問う問題が増えつつあるからです。思考力を問う問題は知識がベースになっています。知識が無ければ思考力すら働かせることができません。まずは知識です。そして整理です。そして練習です。知識を得るためには理解する必要があります。判ることは大切ですが、判って御終いではありません。判って御終いにしている生徒さんが増えています。それでテスト問題が解けるなら既に90点や100点を過去のテストで連発しているはずです。そんなことはない。判れば80点くらいは取れるはずだ。と思っている生徒さんが増えています。もちろん理解すれば簡単に80点以上を取る生徒さんもいます。そんな生徒さんは過去のテスト(小学時代も含めて)でも取った経験がある筈です。夢物語でなく現実を直視すれば、知識を得て、整理し考える練習をすることは大切です。知識を得るには繰り返し学習でしょう。整理をするには図表でしょう。ビジュアルにしたり、表で整理したり、ステップ式に解決方法の流れを整理することです。そんな物事の対処方法は社会人になって活きてきます。


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