勉強の仕方と個別学習の落とし穴


全国的に定評のある家庭教師派遣をしている愛知県にある個人塾に勉強方法について確認しました。昔からある王道ですが、暗記と演習が主体でした。社会・理科・英語は暗記中心。英語の文法・数学・理科の計算は演習中心に練習をする事でした。暗記は繰り返しサーキットトレーニングをする。赤シートで隠して何度も確認し書く方法です。ひとつ、「なるほど。」と思ったことは、見開き計2ページ分を5分以内に答えられるようにする点でした。演習も同じです。問題集を解き、ミスをした問題や最初判らなかった問題に印をつけ繰り返し練習することでした。昔から受験生がやっている方法です。この方法を生徒たちに定着させることで成果を上げていました。
ふと思ったのは、雨後の筍のように増えている個別塾です。
問い合わせの多くは個別対応の可否です。保護者の方から見れば、子どもにつきっきりで指導をしてくれる個別塾は良いように思えるのでしょう。しかし個別塾にも落とし穴があります。周囲以上に知識が増えスキルが向上すれば成績は上がります。ここで問題なのが「周囲以上に」と言う点です。周囲が10の知識を身に付けているのに8しか身に付けなければ、残念ながら成績は下がります。また11や12の知識やスキルを身に付けた気になっていても実際に 7しか身に付けていなければ成績は下がります。この二つが起きやすいのが個別対応です。人は靖樹に甘んじやすいモノです。そして身に付けていくより教えてもらう方が楽です。できる問題を何回やっても知識やスキルは増えません。教えてもらうことに慣れていくと、パッと問題お見て難しそうであれば先送りにしがちです。「今度 塾で教えてもらえばよい。」となります。だんだんと思考力を問う問題が増えている現状では伸び悩んでしまいます。では確認や定着の部分も塾でやおうとなれば、塾に行く回数は増えます。自分で考え演習し暗記することをやっていれば、週一回で済むことが週二回・三回と増えてしまいます。少子化の進む現在で、塾サイドとしては良い事なのですが、冷静に考えれば、「講師への依存度」を高め商売しているようにも思えます。これは個別塾だけでなく集団塾でも起きることですが、個別塾の方が依存だが高くなりがちです。
二十年近く、小中高校生を見ていて、一番大事なことは、「自分でやる」ことです。塾は指針をし示しているだけに過ぎないのです。


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