通知表の評価と次にどうするか?


新学期から中三の通知表は受験に算入されていきます。一学期が終わり、『アー取れなかった。』とならないようにしなければなりません。この内申点の不足は本番のテストで覆すことが難しいからです。8か月後の学校懇談会は、この内申をもとに行われるからです。部活で多忙であるのは判りますが、内申は7月のことではなく、春休みから始まっていることです。懇談会で申し上げていることを大雑把に書いてみます。具体的には、懇談会や授業で申し上げていることです。
単純に考えると 国語を除き四項目です。四項目でABCの評価となり、5段階の評価がつきます。そう見れば
      CCCC で 「1」   BBBB で 「3」   AAAA で 「5」  でしょう。
絶対評価ですから、項目のW/T差が無い限り、そうなります。間の「2」「4」は準じて考えれば 「2」はBBCC、「4」はAABBでしょう。
まず確認していかなければならないのが、「C」となっている項目です。スキルや考え方でCになっている。これは応用問題が解けないからCと言うことなのでしょう。ここで考えなければなりません。果たして、クラスの大部分がCなのか?皆間違えているのに、BとCに分かれていないか?その差は何か?それはチャレンジしていこうとするか否かです。最初からあきらめてしまえば、Cでしかありえません。ベースとなることをきちんと抑え、応用問題も解いていこうとする必要があります。皆間違っているならチャレンジした人がBになるでしょう。
評点別に見ていきましょう。
まずは「1」です。CCCCかBCCCでしょう。Bを2個にしたい所です。提出物をきちんと仕上げ怠らない事、授業を休まない事、授業中の私語を慎む事、平均点を目指す事が挙げられます。
そして「2」。「3」を取れるかなと思っていたが、意外と多いのが「2」です。応用・技能・スキル・思考力などの項目でCとなるからです。ここで考えなければならないのが、意欲・関心・提出物の項目(一番上)でAが取れるかの是非と応用は無理と諦めていないかの二点です。一番上の項目がBなら ワンランクアップの提出物の仕上げ方で、Aを目指します。ワンランクアップの提出物は春休みから始まっています。提出物を期限切れになって出したり、不完全なまま提出しCになることもあります。授業中 居眠りをしたり、大口を開け欠伸をしてCになることもあります。欠伸は謹んで行うものだからです。目指すべきことは、ワンランクアップの提出物と授業中の態度と応用問題をチャレンジし平均点を越えていく事です。ワンランクアップの提出物仕上げで平均点を越えていくことができます。
次の「3」は、正規分布的には一番人数が多い評点です。学力の二極化時代に入り、「4」が増えている可能性もありますが、BBBB=可もなく不可もなくです。公立高校入試では「3」は赤信号になるので、なんとか「4」を目指さなければなりません。平均点+15点以上を目指さなければなりません。素点が高い1学期のテストでは高得点が必要です。数学の平均点は70点前後になります。つまり85点以上。90点以上を狙わなければなりません。ミスもあるから満点近い点数です。素点を上げていくために、ベースとなる計算力、次に単問応用問題、最後に思考力を問う応用問題の順に仕上げていかなければなりません。一学期は中二・中三の多くの生徒は素点が高く、前学年の学年末と比べ、高い素点のために「4」を取れたと錯覚しがちですが、安心はできません。偏差値や度数分布表を見ておく必要があります。平均点の高いテストはミスが許されないテストです。ミスの多さが評点に繋がっていきます。求められていることは、ワンランクアップの提出物、授業中の態度、ベースとなる力、平均点+15点以上です。平均点の高いテストは、場合により平均+20点以上を求められます。応用スキルを身に付ける努力が求められます。目指すものが「4」であるという意識を持ち、諦めれば「3」になることを自重しなければなりません。
最後に、「4」です。狙うのは「5」です。「4」の考え方は二通りあります。平均+15点を取り態度・提出物でAとなり「4」なのか、態度・提出物はBだがテストの点数が良く「4」なのかです。BやCとなっている項目を確認していかなければなりません。それが態度・提出物ならワンランクアップの提出物や授業中の態度です。テストで点を取れると高をくくれば、もう「5」を諦めたことになります。大学入試では通用しますが、中学時代は取組姿勢が評価されていることお自認しなければなりません。態度・提出物がAなら応用・思考力です。応用・思考力・技能なら定期テストをもう一度確認し、どの問題が該当するかを確認しなければなりません。その問題を解く力を早急に身に付けておく必要があります。数学は塾の授業でやった解説を思い返し、着眼点やアプローチを確認する必要があります。応用・思考力は無理では済まないことを自認しなければなりません。難しい問題や応用問題も含め、完璧に仕上げていく姿勢が求められます。一番上の「5」を狙うのですから当然です。

どの評価にも、授業で説明している応用問題の解き方のコツやワンランクアップの提出物の仕上げ方をうまく活かしていかなければ、夢が叶いません。以前にベテラン講師が言っていました。「今やっている勉強の姿勢は、大学入試・入社試験・資格試験・昇格試験などなど、何かを身に付けようとした時に必ず同じように取り組みます。」と。勉強をする価値は、勉強した内容でなく、本当は姿勢や取組方に価値があります。直前で瞬間的に場渡り的な学習をすることに慣れれば、常に博打でしょう。上手くいく時もあれば、上手くいかない時もあります。辛い時も含め地道にコツコツやれば地力が付き、戦い方も多岐にわたるでしょう。可能性が広がります。勉強することの価値は、色々な考え方を学べば、多岐にわたった考え方をすることができることです。理科や社会の学習は何がポイント?細部の区別です。国語の論理的思考って何?A→B→Cで留まってませんか?その上に立脚した比べ読みです。実力テストも入試も それが基本です。こういったことは全て応用でなく、基本だと認識している人が少ないのが残念ではあります。中学学習の真髄ですから。


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