高校入試受験上の勘違い

生徒さんにとって人生初のハードルになる高校入試ですが、街角でお会いする保護者の方や生徒さん達の質問の中で誤解されやすい点や勘違いされている5点を整理しました。

①高校入試に算入される内申は中三の二学期から?

答> 違います。実は中三の一学期から参入しています。学校の懇談会等で示されているデータから逆算すると 一学期と二学期を加重平均しているようですが、一学期の内申点も非常に大切です。一学期は総体があり、各部活は最終学年として練習がハードになりがちです。なかなか受験に目を向けられない生徒さんもいらっしゃいますが、進路を決める12月の懇談会で後悔しないためにも、中三の春休みから受験勉強に取り組む必要があります。

②個別と集団では個別の方が良いか?

答> 個人的に面倒を見てもらえるから個別が良いと思われがちですが、個別にも弱点があります。どれだけ周囲が真剣に取り組んでいるかがわからない。自分の弱点が判っても他人の弱点は判らない。自分のペースに合わせての学習なので必要なペースが掴めない。などの弱点です。その結果起こっていることは、他塾さんの個別指導を受けた後、当塾のファイナルを受けるとペースを上げるのに苦労したり、集団授業なら身に付けられている幅広い知識が無かったりします。個別と集団の両方をやっているから実感できるのですが、圧倒的な知識とスキルを必要とする高校入試を戦う上ではベテラン講師の集団授業の方が分があるように感じます。

③入試直前だから模試を受ける!

答>大学入試でも模試を受け判定を見て志望校を決める材料にします。だから高校入試直前で模試を受け志望校に対する判定をすべきだ、と考えられがちです。もっともらしい答ですが、よく考えると少しズレているように感じます。志望校に対する判定を知り、不十分であれば どうするのか?勉強して実力をつける。修正する。スキルアップを図る。その結果は 何で判断するのだろう?それも模試なのか?そして確認し まだ不足していたら どうするのだろう。そう考えると模試は志望校を決める材料の1つであり、直前でなく二学期以前に受験しておくべきものだと判ります。直前は すぐに結果が判る入試の疑似テストを複数回受けつつ、弱点補強を図ることがベストです。これが当塾のファイナルで、全5回(冬期講習中のプレも含めれば全8~14回)です。その時その時の生徒さんに合わせた弱点補強をするなどのベテラン講師の持つ豊富な知識・スキルが可能にした講座です。

④成績が悪いから内申は低くなる。

答>内申は通知表から算出されます。この通知表の数字は国語は5項目、他の科目は4項目のABC評価で決まります。そのABC評価の大部分は定期テストの結果ですが、定期テスト以外にも評価対象項目が多分にあるのも事実です。授業に参加するだけで理解でき、定期テストで そこそこの点を取ることができる生徒さんに多いのですが、少し慢心気味で テスト以外の項目が甘くなりがちです。その結果、入試本番の懇談会では志望校を受験するのに届かなくなりがちです。慢心はご法度です。脇が甘くなり、あと一歩届かない結果にならないように、満点でなく そこそこの点であることを認識し さらなる高みを目指さなければなりません。また成績下位者にとってもテストの結果が悪くても内申を上げることができます。塾生達の内申が予想以上に良いのも テスト以外で しっかり稼げているからです。

⑤学校で教わらない入試スキルは存在するのか?

答>存在します。学校で教わらない、と言うより基本的なことは教科書に記載されているのですが、その使い方や行間部分のことです。それらの応用方法や行間部分まで授業で消化できれば学校で教わることができるのですが、多人数で遅れがちの授業進度では そこまで触れられないのが実情です。ハイレベルと言われる兵庫県数学の問題の約40%は そういった使い方や考え方が必要な問題です。そして そういった応用アプローチや思考方法は 個別授業の塾講師より集団授業の塾講師が得意とするところです。